「研究王国」入国に向けて~ 留学生向けJSPS研究員申請勉強会を初開催
2022年3月8日(月)、本学理学研究科および南部陽一郎物理学研究所教授であり、現在日本学術振興会(JSPS)学術システム研究センター 数物系科学専門調査班の主任研究員も務められている神田展行教授を講師に迎え、JSPS外国人特別研究員(一般)申請のための勉強会が開催されました。本勉強会は留学生らのニーズに答えるべく国際センターが企画?主催し、博士後期課程在籍の留学生を対象に、英語で実施されました。
冒頭、理学研究科小栗章教授(国際センター副所長)による挨拶では、本企画を支援いただいた沙巴体育平台教育後援会への御礼の言葉とともに、「出来るだけ多くの、いや、申請者全員がJSPS外国人特別研究員に採択されることを願っています!」との熱い励ましもあり、勉強会は和やかな雰囲気で始まりました。
講義を始めるにあたり、神田教授から、「博士学位取得者は人生の選択肢の一つとして研究者の道を選ぶことができる。博士学位は、まさしくこの先の研究生活、『研究王国』へ入国するためのパスポートであり、JSPS外国人特別研究員制度は、いくつかある入口ゲートの一つである」というお話がありました。研究者の卵ともいえる参加者たちは、改めて身の引き締まる思いがしたのではないでしょうか。
神田教授による申請書記入のポイント解説は1時間以上かけて丁寧に行われました。自身の応募経験や審査経験に基づいた説明に多くのヒントを得た参加者から、「目から鱗だった。自分の至らなかった部分がよく分かった」という感想も寄せられました。
近日申請を予定している参加者もおり、質疑応答も活発に行われ、あっという間に終了時刻を迎えました。
今回の勉強会は全編英語で行われました。準備にも相当の時間を割いてくださった神田教授に感謝申し上げるとともに、参加者の皆さんは今回の内容を参考にしていただき、是非採択に向けて全力を尽くして頂きたいと思います。
最後になりましたが、今回の勉強会を含め、留学生のキャリアパス形成のための講演会、全3回を通じて多大なご協力いただいた沙巴体育平台教育後援会に、改めまして心より感謝申し上げます。
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