小田中副学長が上海地域の大学?高校を訪問しました
?2018年5月16日から18日にかけて、小田中章浩国際交流担当副学長(国際センター所長)が上海地域の教育機関を訪問しました。
?◆華東政法大学
?華東政法大学は、復旦大学、南京大学、厦門大学など9つの名門大学の法学部を統合して1952年に設立され、現在では経済学部や外国語学部なども有する国内トップレベルの総合大学です。上海市内と郊外に二つのキャンパスがあり、今回は郊外にある松江キャンパスを訪問しました。副学長の陈晶莹先生、外国語学院院長の屈文生先生、国際交流センター所長の夏菲先生と互いの大学紹介や今後の交流拡大について意見交換を行ったあと、日本語学科でちょうど行われていた2年生のスピーチコンテストを見学させていただきました。2年生とは思えないハイレベルな内容や、しっかりした意見の表明に驚かされました。
?本学と華東政法大学は今年3月に大学間学術交流協定を締結しており、今後もより一層活発な交流が行わることが期待されます。
①副学長の陈晶莹先生から記念品をいただく小田中副学長
②左から国際交流センター所長の夏菲先生、外国語学院院長の屈文生先生、副学長の陈晶莹先生
③日本語コンテストを見学する小田中副学長
<参考:華東政法大学HPで本訪問を紹介いただきました>
◆上海第二工業大学
続いて訪問した上海第二工業大学は、工学部を中心に文理学部やアート?デザイン専攻などを持つ総合大学で、1960年に設立。広大なキャンパスの入口には、大きな電光掲示板があり、「熱烈歓迎 沙巴体育平台」という文言を掲げてくださっていました。公務委員会主任の宋宝儒主任、国際交流センターから呂星さん、曲莉莉副所長、国際交流学院の孫艶副院長などと意見交換を行い、デザイン展示室や自転車製造のラインをまるごと設置した巨大な実験室などを見学させていただきました。また、日本語を学ぶ学生たちと交流の時間を持たせていただき、学ぶきっかけや、将来どんな道に進みたいか、日本への留学に興味があるか、などのお話を聞かせていただきました。
上海第二工業大学の代表団には2015年に本学をご訪問いただいており、今回の訪問が今後の相互交流に発展することが期待されます。
①入口の電光掲示板 ②記念撮影
③デザイン展示室 ④自転車製造ラインが入った実験室
?<参考:上海第二工業大学 HPで本訪問を紹介いただきました>
◆上海大学
2003年に交流協定を締結して以来、本学とは既に活発な交流がある上海大学。夏休み中の本学主催 短期海外研修「上海就業体験」で両大学の学生交流をしたり、美術部青桃会が共同で展覧会を開いたりと、最近もさまざまな活動を行っています。4万人近い学生、3,800名をこえる教員を擁する上海大学はキャンパスも広大で、学内をバスが走っています。今回は宝山キャンパスを訪れ、聂清副学長、崔巍国際センター副所長などに温かく迎えられ、今後の更なる交流強化等について意見交換を行いました。
また本学理学研究科より荻尾彰一教授(物理学科)も上海大学の理学部物理学科を訪問し、教育?研究交流の具体化に向けて意見交換を行いました。
本学卒業生で、国際交流アドバイザーでもある趙艶利先生(上海大学外国語学院?日本語学部講師)の日本語クラスの学生さんに集まっていただき、本学の紹介と、日本語学習の動機や将来進む方向、留学希望などについて意見交換を行いました。本学から現在、上海大学に留学中の村井彩希さん(生活科学部)にも来ていただき、多くの学生に沙巴体育平台を知っていただく良い機会となりました。
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①記念品を聂清副学長に記念品をお渡しする小田中副学長 ②日本語クラスでの本学紹介後、記念撮影
③④理学部荻尾教授と上海大学理学部との意見交換の様子?
<参考:上海大学HPで本訪問を紹介いただきました>
◆上海市甘泉外国語中学
上海市甘泉外国語中学(日本の高校に相当)は1952年に創立された学校で、上海市の重点校の指定を受けています。1972年から日本語教育を開始し、現在では700名以上の学生が7年間の一貫教育で日本語を学んでいます。同校は日本語だけでなく、英語や理数系の教育にも力を入れており、国内外の有名大学に卒業生を送り出しています。今回の訪問では、顧瑾副校長、陳旎旎副校長を初めとする教員に温かく迎えられ、同校の優れた日本語教育について説明を受けると共に、中国で日本語を学ぶ高校生の現状を知ることができました。今後の更なる交流強化等について意見交換を行いました。
顧瑾副校長と小田中副学長
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? 今回の上海地区訪問については、本学の国際交流アドバイザーである張進様、趙艶利様、また上海大学の馬利中先生に多大なご協力をいただきました。上海市は大阪市の姉妹都市でもあり、今後も各大学との活発な交流を行って参ります。