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都市防災教育研究センターを開設(3月1日)

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 本学は、2015年3月1日に都市防災教育研究センターを開設いたします。
 2011年3月11日の東日本大震災以降、本学は直ちに都市防災研究プロジェクトを立ち上げ、医学、看護学、生活科学、理学、工学、経営学、経済学、法学、文学、創造都市の10研究科、および都市研究プラザ、都市健康?スポーツ研究センター、複合先端研究機構を含めた全学的な文理融合の組織で、被災地支援および防災研究、防災教育を推進してきました。その約4年間の成果を踏まえ、このたび都市防災教育研究センターを設立する運びとなりました。
 都市防災教育研究センターでは、東日本大震災後の新たな防災の仕組みとして、都市大阪を基盤にした「いのちを守る都市づくり」による災害知の社会実装を展開します。いのちを守ることを第一義にして、都市の災害リスクを精緻に評価して適切な避難や災害対応につなげる防災リーダーを育成するとともに、防災拠点の計画?整備を通して、自助?共助による確かな防災力の向上をはかります。国内外の防災センター等と連携しながら、広域複合災害に向けて、最新の災害研究、情報技術、都市科学を踏まえた新しいコミュニティ防災システムの確立を目指します。

名称

沙巴体育平台都市防災教育研究センター

所在地

新理系学舎2階(大阪市住吉区杉本3-3-138)

所長

森 一彦(生活科学研究科教授兼任)

目的

(1) 災害および都市大阪の調査研究を通して「都市科学」研究の進展を図る。
(2) 防災教育、防災研究および被災地支援を「全学的な文理融合組織」で推進する。
(3) 最新の災害研究、情報技術、都市科学に基づく「災害知の社会実装」を展開する。
(4) 自助?共助による都市防災の仕組みとして「コミュニティ防災システム」を構築し、その教育研究拠点を形成する。

主な活動内容

(1) コミュニティ防災協議会
  コミュニティ防災のプラットフォームとして協議会を組織し、運営する。
  コミュニティの防災力を評価し、人材や拠点の認証を行う。
(2) コミュニティ防災教室
  地区防災計画や防災拠点整備に対応できる防災リーダーやプランナーなどの人材を育成する。
  住民主体の確かな防災力を育成するための教育研修システムを開発?実践する。
(3) コミュニティ防災システム
  リスク評価の高精度化と災害対応の標準化にもとづく災害知を社会に実装する。
(4) 防災ミュージアム
  災害知を継承するため,災害データベースや防災教育教材を収集し展示する。
(5) 防災イベント
  フォーラム?シンポジウム?国際会議などを通して、センターの活動成果を社会に還元する。

添付資料

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