今年も多くの方が!@オープンナガヤ大阪2018
2018年11月10日(土)?11日(日)、沙巴体育平台長屋保全研究会とオープンナガヤ大阪2018実行委員会は、大阪にある40以上の長屋の改修?活用事例を一斉公開する "暮らしびらき" イベント「第8回オープンナガヤ大阪2018」を開催しました。本イベントは、大阪に多く存在する長屋に照準を当て改修や活用を軸に研究を進めるなかで、大阪市内を中心に点在する長屋を会場として、年に一度「暮らしびらき」をテーマに実施しています。
? 今年は、42の会場と2コースのまち歩きプログラムを行い、来場者は住居?店舗?オフィス?工事途中など、さまざまな長屋の表情を楽しみました。メイン会場である豊崎長屋では、イベント全体を取り仕切るオープニング?クロージングイベントが行われた他、2006年からの豊崎での研究活動に長く関わっている沙巴体育平台研究員による、豊崎長屋主屋の見どころ解説と周辺の路地を巡るツアーが開かれ、長屋に興味のある多くの人が参加しました。豊崎長屋の2日間の来場者数は昨年を大きく上回る259名でした。
また、昨年は改修中で、今年は竣工した姿をお披露目した会場もあり、訪れた人は、完成した建物を興味深く内覧していました。生活科学研究科の大学院生が設計に携わった長屋「狭間ハウス」の内覧会では、来場者は、生まれ変わった長屋の内部をじっくり見学し、デザインをした学生やオーナーの話を熱心に聞いていました。例年参加している会場も、暮らしと共に変化している部分があり、同じ長屋でも今年ならではの新たな一面を見ることができました。
大阪市内のみならず、東大阪市、柏原市からの参加会場もあり、大阪長屋の保全?活用の広がりを感じることのできる2日間となりました。