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文学研究科 菅原真弓教授が第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

プレスリリースはこちら

190306-4.jpg  文学研究科の菅原真弓教授の第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(評論部門)が決定しました。

 2018年9月に発表した『月岡芳年伝 幕末明治のはざまに』(中央公論美術出版)が優れた業績として認められたことによる受賞です。
 菅原教授は、日本近世近代絵画史?版画史?博物館学を専門にしており、2019年4月より文学部の新学科 文化構想学科文化資源コースを担当することとなっています。

平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について(文化庁)

贈呈式の様子

 2019年3月12日(火)、東京都の都市センターホテルにおいて贈呈式が行われました。

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月岡芳年伝 幕末明治のはざまに

190306-5.pdf 幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師月岡芳年について、報道、伝記?回顧録などの資料を博捜し、作品主題と構図に緻密な分析を加えることで、人物像を浮かび上がらせた一冊です。

(中央公論美術出版 2018年8月25日)

略歴

1999(平成11)年 学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程
          単位修得退学
2000(平成12)年 財団法人中山道広重美術館(岐阜県恵那市)学芸員
2006(平成18)年 京都造形芸術大学芸術学部専任講師
2008(平成20)年 「十九世紀日本版画における風景主題と歴史主題」で博士
         (哲学)を取得
2009(平成21)年 京都造形芸術大学芸術学部准教授
2014(平成26)年 和歌山大学「教養の森」センター 准教授
2017(平成29)年4月~現在 沙巴体育平台大学院文学研究科教授

主要著書

『激動期の美術 幕末?明治の画家たち[続]』(共著/ぺりかん社 2008年)

『浮世絵版画の十九世紀 風景の「時間」、歴史の「空間」』(ブリュッケ 2009年)

『謎解き浮世絵叢書 月岡芳年「和漢百物語」』(二玄社 2011年)