「東アジアの開発主義」をテーマに-第4回ジオポリティカル?エコノミー?国際ワークショップを開催(2019.11.26~28)
沙巴体育平台文学研究科(地理学専修)は2019年11月26日(火)から28日(木)日の間、オルタナティブ地理学東アジア地域会議(EARCAG)との共催で、第4回のジオポリティカル?エコノミー?国際ワークショップを開催しました。
会議は、東アジアにおける「経済的?地政学的動態と国家の機能変容」、「グローバル化における国境の弛緩と強化」、「島嶼間のリミナリティとトランス?ローカルな地域間関係」、「中国の台頭と「東アジア」の再概念化」の大きく4つのテーマから構成されました。韓国?台湾?香港?日本を中心に世界13か国から40名(3日間で延べ130名)を超える参加者が集い、一般公開された4つの基調?特別講演と30以上の一般発表をもとに活発な意見交換がなされました。会議後の29日(金)から12月1日(日)までは沖縄県沖縄島においてスタディーツアーを実施し、20名以上の参加者が米軍基地問題の複雑性について知見を深めました。次回は2年後に香港で開催される予定です。
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資金について
本シンポジウムは文学研究科 山崎 孝史教授が研究代表者である科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))研究課題「東シナ海島嶼をめぐるトランスボーダー地政学の構築」(18KK0029)によって開催されました。
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))は、国際共同研究を促進させるため、学術研究の発展とともに、国際共同研究の基盤の構築や更なる強化、国際的に活躍できる研究者の養成も目指す研究助成金です。